2021年10月5日
社民党茨城県連合
代表 井坂 章
昨日、岸田内閣が発足した。閣僚人事の顔ぶれを見ると安倍・菅政権を支えた派閥政治の継承であり、迫る総選挙を前に支持率が落ちた菅政権では勝てないと新総理を誕生させた演出政治と言える。
社民党は、安倍・菅政権下での政治不信につながってきた森友・加計学園、桜を見る会、河井夫妻の選挙不明金問題など、数々の疑惑についての踏み込んだ解明が必要と考える。
安倍・菅政権下の特色である「強権による忖度と腐敗の政治」を変え、コロナ禍で問われている「国民の命を守る政治」へ転換していかなければならない。また、原発再稼働の推進や事故に伴うトリチウム等の汚染水の海洋放出には国民の多くが反対である。
長く続いた自公政権から政策の対抗軸を鮮明にし、来たる衆院選で立憲野党の候補者の勝利が求められている。
以上