茨城県連合は3月5日、水戸市内で「衆議院選挙勝利!改憲を許さず、東海第二原発の再稼働を止めよう!」をスローガンに第22回定期大会を開きました。
挨拶で石松俊雄代表は、「安倍政権のもとで、予算は社会保障費を抑え込み、防衛費が増大している。このなかで、衆院選に勝って安倍政治を変えなければならない。全党で頑張ろう」と訴えました。
来賓では、連合茨城の和田浩美会長、党北関東ブロックの中島修事務局長、茨城平和擁護県民会議の鈴木博久代表、食とみどり水を守る県労農会議の会沢隆之事務局長が駆けつけ、それぞれから激励の挨拶を受け、全国連合の吉田忠智党首からもメッセージが寄せられました。
飯田正美幹事長からの2016年度の党務報告と2017年度運動方針の提起に対する発言では、東海第2原発の再稼働問題について、「東海村での署名行動の取組み」や「安全協定をめぐる状況と住民避難計画について」の発言があり、幹事長から「今年が再稼働問題の大きな山場であり、全党を挙げて再稼働反対の取り組みを強めよう」と集約されました。
さらに、労働運動の課題では「党の高齢者福祉政策と介護職場の実態」「60歳再雇用の実態とJR常磐線の駅業務の委託問題」「非正規労働者を労働組合に組織化」など、党員の職場と地域活動から議案を補強する活発な発言後、運動方針を満場一致採択しました。
最後に、共謀罪反対と改憲阻止、衆院選勝利に全力で取り組む「大会宣言」を採択し、石松代表の団結頑張ろうで終了しました。